古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

やっとのことで

大乗仏教思想史のレポートが完成しました。8月からやっていたような気がしますが、ようやくです。1科目につき設題が二つありまして、その一つにつき約1ヶ月くらいかかってました。今回は唯識派の歴史とその思想内容ですが、なかなか難しいところもありまして、あーでもないこーでもないと、こねくり回していた気がします。今度の12月のスクーリングで、仏教学演習の1と2というのがありまして、その演習2の方が、アサンガの「摂大乗論」を原文で読むという内容らしいので、一応その前に同じ森山先生の大乗仏教思想史のレポートを出せてよかったと思ってます。去年の森山先生の仏教学研究をとりましたが、講義内容は、カマラシーラの「修習次第」をサンスクリットで読むというもので、なかなか難しかったです。原文を読んでいく作業についていくのが精一杯。私などは、「修習次第」の和訳があることを図書館で調べて、それをコピーして何とかレポートを書いた記憶があります。みなさん、案外同じ本をコピーしてたかもしれませんね。私は広尾の都立図書館まで行ってコピーしましたねぇ。

一応今度のは、前回とは違って多少は予備知識もあることですし、期待してます。