古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

スクーリング終了

帰りの新幹線の中で書きはじめました。今日で佛大の全てのスクーリングが終わり、何だかホッとしています(まだレポートが残ってますが…)。最後の講義が森山先生だったというのは、私にとっては何か感慨深いものがあります。私の場合、スクーリング講義で一番回数が多かったのは森山先生でした。そしてその講義は、通信だけど、全てサンスクリットでした(笑)。そんな縁もあってか、サンスクリットを勉強するようになり、最初に受けた時は全く解らなかったサンスクリットも、最後では何とか解るようになりました。そんなわけで、スクーリングの最後を飾るに相応しい講義でしたね。その講義の最後に、『中論』における龍樹の思想を端的に表しているという第18章の第5偈を先生が板書されてたのが印象に残りました。森山先生には、卒論でこれからもお世話になります。