古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

パーリ語仏教辞典

一昨日、昨日と、古書会館で一新会大市がありました。昨日は午前中行って、入札させていただく。仏教書でいいますと、山喜房さんの出版物が少々出てたのを落手。雲井昭善先生の『パーリ語仏教辞典』とか、藤田宏達先生の『梵文無量寿経写本ローマ字本集成』(上・下,補巻)とか。あとは、哲学書の口を少し落札。今日、本を持ってきました。

山喜房さん目当てのお客さんが、ついでにうちへもお寄りになるので、山喜房さんの本を置いておくと売れるんです(笑)。『パーリ語仏教辞典』は新本同様でしたので、お探しの方はどうぞ。10月2日(月)から、大山堂では、ご来店の御客さまに限り、毎年恒例の全品2割引セールをやる予定ですので、ご関心のある方は、どうぞ店頭の方で(笑)お求め下さいませ。

ついでに仕事のことですが、以前、ある哲学の先生の蔵書をお譲りいただき、それらを随時ウェブ上に追加していってたんですが、今日で大体その一括は追加し終わりました。何とか公約通り、終えることができました。いいものがありましたので、本の仲介者である古本屋の責務として(笑)、半ば意地でやり通した観もありますが・・・。