古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

卒論清書許可

先日送った草稿(Version2)が今日戻ってきまして、清書許可がおりました。清書論文の提出期間は1月15日〜31日です。それまでに、今回更に指摘いただいた点を修正して、書き上げねばなりません。清書を提出した後は、2月25日〜28日の間に京都で口頭試問を受け、それに合格することで、晴れて卒業となります。

さて、戻ってきた草稿ですが、初回の時もそうだったんですが、今回のご指摘も、(私にとっては)ちょっと難しいもので、腕組みして考えてしまいます(笑)。仏教論文に於いて、例えば、異なる概念AとBの同一性を論じるというのはよくあると思うんですが、単に(総合的に)同じ意味構造が見られるからといって、AとBの同一性を論じていいのか、というご指摘を受ける。基本的に一致するというのは往々にしてあり得ることで、もっとそれぞれのユニークな点を提示した上で、同一性を論じなさい、ということのようです。

何とかやってみるつもりです・・・。