古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

はじまりました

今日から京都に来てます。午後からサンスクリットの講義。まだ本格的には通信課程のスクーリングは始まってないため、通信と思われる人々は少なめでした。

第1弾としてのサンスクリットはゴンダのテキストをわずか2日でやる(!!)という短時間なもの。はじめの3時間くらいで文法事項の要点の説明がある。2日でやるっていうと、ある意味無謀な感じもなくはないですが、結局変化表を見ろっていう説明で終わるから、3時間の要点のみの説明でも十分に可能でした。例えば、動詞っていろいろありますが、実際に文章の中にそんなに色々なバージョンのオンパレードということもないですし、頻度が低いものも結構ありますしね。

それに、かなり分かり易い説明でしたので、個人的には納得できました。サンスクリットって、ある意味すごく合理的で、規則さえ参照すれば、カチッカチッと訳せますし、「こういう風にしか訳せない」というような言語(だと思います)ですから、要点のみの説明で、あとは文法書片手に独学も可能というわけでしょう。というわけで、文法の説明の後は、ゴンダの「撰文」のヒトーパデーシャのとこから読み始める。明日は丸一日、ヒトーパデーシャです(笑)。一応私は、以前に自分なりに読みましたけど、基本の確認になります。

日曜はフリーになりましたが、たぶん図書館の個室に籠ろうかと(笑)…思ってます。