古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

京都へ

今日はサンスクリットの勉強会のために京都へ。東京の桜はもう満開でしたが、京都も見ごろのようですね。生憎の天気と花冷えでしたが。今日は偶々バスの隣に座った方に「お坊さんですか?」と話しかけられ(笑)、お話を聞きますと、偶然にもその方は佛大の卒業生だそうで(!!)、何か不思議なご縁を感じてしまう…。

先生からはそろそろ修論の計画書を出して、次の発表会で発表してはどうか?とも。まだ何もやってないんで、そろそろやらないといけませんね。早くも一年が過ぎましたが、計画書さえも出してないのでは、この一年何をやっていたのかということにもなりかねませんし…。

それとチベット語の何を読むかという話ですが、それは結局チベット仏教をやるのか(=チベット人が書いたものを読むのか)、サンスクリットからの翻訳文献を読むのか、ということになってくるわけで、私の場合はまぁ一応インドの仏教を専門にしようとしている訳ですから、チベット語の翻訳文献から元の意味がどうであったかを想定できればいいわけで…。ま、仏教学プロパーか、チベット学・チベット仏教プロパーかということなんでしょう。となると、今読んでるスティラマティの注釈本を梵・蔵対照して読んでいくのがいいようです。

あとは、自分の研究を早くやれ、ということなんでしょうね。周りの人からは、焦らず急がずのマイペース人間のようによく見られる私でありますが、自分でも改めてそういうのに気づいた次第(笑)。ともかく、4月から2回生ということで、レポートも計画書も早くやりましょう。

往復の車中では、前から読んでたasin:4480089284を読む。読みやすくて結構スラスラ進む。とりあえず、そのレポートかな…。