品切れとなっておりました石濱裕美子先生の『チベット仏教世界の歴史的研究』ですが、このたび、復刊されることが決まったようです。復刊ドットコムからのメールで知りました。
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=56744993
やはり、昨今のチベット情勢があって、それ故に、この復刊というのもなされたと見るべきでしょうか。こちらによれば、チベット語、モンゴル語、満洲語の一次資料を駆使して、近代以前の中国とチベット・モンゴル・満州の間に、チベット仏教的価値観がベースにあったことが本書によって証明されてます。