古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

モンゴルか…

今、チベットのレポートの続きをやっております。まだやってるのかという声が、どこからか聞こえてきそうですが(笑)、サムエの宗論とは別のゲルク派と清朝の問題について、です。しかし、チベットと清朝というのは、必然的にモンゴルの問題になってまいりますんで、その辺の知識がない私には背景を知る必要が出てきまして、いろいろ読み漁っております。

清帝国とチベット問題―多民族統合の成立と瓦解

清帝国とチベット問題―多民族統合の成立と瓦解


モンゴルとなると、やはり、この辺かなと思いまして、いろいろ飛ばし読みする。
世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統 (ちくま文庫) だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 (PHP新書) 紫禁城の栄光―明・清全史 (講談社学術文庫) モンゴル帝国の興亡 (ちくま新書) 最後の遊牧帝国―ジューンガル部の興亡 (講談社選書メチエ)

最後の2つは、古本でも見つけられなかったので、そのうち図書館からでも借りて読むつもり。むしろ、自分のとこの倉庫を探す方がいいかもしれない(笑)。

モンゴルと一口にいっても、いろいろ部族が出てきますし、隨分と広い話になってきますね。ロシアにしても、インドのムガル帝国にしても、モンゴル帝国の継承国家といえますし…それをいってしまうと中国もそうですし…。ハングル文字にいたってはパクパ文字に由来するとか…。まさに、モンゴルが世界を作った、そんな感じです。