チベット関係のレポートもほぼ終わり、次は、日本中世の神仏のコスモロジーです。最近はこちらの本を読んでおりました。
- 作者: 佐藤弘夫
- 出版社/メーカー: 法蔵館
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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内容については、すでに書かれてるんですが、本地垂迹についていろいろ参考になる本でした。
もともと仏教伝来当初から、日本では仏も神と理解されていたようで、そこに、例えば現代人が考えるような神と仏の区別を持ち込んだりして、両者の習合・離反として捉えるそれまでの見方に再考を迫るもののです。
ちょっとマルクス主義的なasin:4004304539と比較してみると面白いと思った次第です。