古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

何かと忙しいこの頃

一週間ほど間が空いてしまいました。その間、世間は裁判員制度など、いろいろ話題があったようですが、私の方はチベット語やらレポートやら赤ん坊やら古本の整理やら・・・と何かと忙しく寝不足な今日この頃です(笑)。赤ちゃんは夜なかなか寝てくれません(笑)。そういえば我が家には裁判員候補の通知は来ておりませんでした。来たっていうのを公にするのはまずいんでしょうが、来ないっていうのは別にいいんでしょう。一応匿名の稚ブログではありますが、正体はほとんどバレてるもので…(笑)。

それはそうと、昨日は古書会館で大市でした(その様子は こんな感じ)。先日の仏教書の大口の方もやっと整理がつきました。セットものが多いので、それが片付けばあとは何かと早いものです。というか、うちあたりの狭い倉庫を考えますと、大部の全集を長年在庫として抱え込むのはどうか、というのもありますし、いろいろな意味で(笑)整理しないとなりませぬ。あと、例のサンスクリット関係書籍の整理もつきました。ベートリンクの辞典+簡約版、パーニニのアシュタダヤーイー、パタンジャリの注釈書・マハーバーシャなど文法学・インド本が中心です。

Encyclopedia of Indian Philosophies: Buddhist Philosophy from 100 to 350 A.D A Vedic Reader for Studentsf:id:furuhon-ya:20081204180815p:image:w128*1f:id:furuhon-ya:20081204180816p:image:w128*2

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そして、その後洋書哲学関係の良口も結構入荷してまして、すぐに反応がありそうなものとしてはこっちかなぁ‥!?という思惑もあり(笑)、今週はその洋書(主に言語哲学とか、 Cognitive Science関係や、その他フッサール、ロック、ヒュームなど諸々な感じ)を優先して仕事をかける。

何だかんだいって、洋書ばっかりな今週の新着品になりそう(サンスクリット関係は間に合わないかも…)。そういえば、マルショウさんもなくなって、あくまでも個人的なレベルで、実現するか否かは全く分かりませんが、インド学・チベット学・仏教学専門のネット洋(古)書店の構築という妄想を前から持っていたりする…(笑)。いつか私の方にそういう「風」が吹いてきたら・・・というタラレバの話なんですが。現段階ではまだ、まったくの妄想なんですけどね、はい(笑)。

*1:Sanskrit Wörterbuch in Kürzerer Fassung

*2:The vyākaranamahābhāsya of Patañjali with the Commentary bhāsyapradīpa of kaiyata upādhyāya and the supercommentary bhāsyapradīpoddyota of nāgeśa bhatta vol.1-6

*3:Somadeva's Kathāsaritsāgara