ラスト

2年間受講したチベット語の講座も今週で終わります。通常、チベット語の仏典を読もうとする場合、梵文や漢文など対照できるのがあれば、意味を取っていくのは楽だと思いますが、チベット人が書いたチベット文のみというのはやはりそれなりに難しいんだな…と実感した2年間でもありました。でも、辞書の引き方だけでなく、文章構造の捉え方とか、仏教用語等の例を交えつつ教えていただき、有益な2年間でもありました。

個人的には梵文や漢文との対照の方が中心になりますが、そういう経験ができたのはある意味貴重だったかも、と思います。山口先生の文法書や、イェシュケの辞書を使ってて思ったのですが、『王統明示鏡』の文がそのまま載ってる場合が結構ありました。ということは、結構、正統な(!?)文章として認識されてるということなんでしょうか?その著者ソナム・ギェルツェンというお方は、14世紀のサキャ派の教主だそうで、やはりそういう方が書いたチベット人の歴史書ということで、それなりの権威はあったということなんでしょうねぇ。

蔵英辞典 ; A TIBETAN-ENGLISH DICTIONARY

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来年度、4月からは修論のテキストを読んで行く予定です。

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