古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

本への書込み

昨日も書きましたが、最近はめっきり図書館を利用する生活。

図書館といえば、先日、図書館から借りた本を返さない学生の卒業証書の保留というニュースを見ましたが、我らが佛大も同様の処置をとるようですね。卒業する前に借りたものは返してくれ、至極当然の措置のようにも思えますが、通信過程も併設している大学なら、尚更のことでしょう。以前、図書館で必要としている論文をコピーしようと思ったら、その論文の大半にボールペンの線引がなされてたことがありました。そういうのを含めて、図書館の本に対する利用者のひどい扱い方には閉口します。

古本屋という仕事をしていると、↑のような事態はある意味よく分かります(笑)。ただ、ほとんどの文章に線引きしているというのは、別の意味からも理解に苦しみますね。大半の文章に線引きして何の意味があるのか(笑)?ただ単に読んだとこに線引きしてるというのならともかく…(笑)。いずれにしても、古本のネット販売で一番トラブルのもとは書込みを含めた瑕疵の有無ですから、そういう点について、個人的にちょっとナーバスになってはいます。

ま、私も本に書込みはしますけど、大事な本には透明付箋紙を愛用してます。こういうのがもっと普及して、いずれ図書館の本から書込みがなくなる日が来てくれたらすごく嬉しいんですが(笑)。というか、何でそんなとこをチェックするかなぁ…?とツッコミを入れたくなる方が多いけど…(笑)。