古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

慈雲尊者

f:id:furuhon-ya:20090829000756j:image:right:w150私には関係ないのですが、9/1〜5に京都の方で国際サンスクリット学会というのが開催されるそうです。それにともなって、企画展示として「慈雲―原点を求める心」(参照)というのが現在開催中のようです。慈雲尊者といえば、18世紀の人ですが、サンスクリットを独学で習得され、わが国に所伝・書写・研究されてきたサンスクリットを集積した『梵学津梁』(参照)という一千巻にも及ぶ大著を著したことで有名です。原本は大阪の高貴寺にあるようですが、西洋に先駆けること1世紀、どのようにしてサンスクリットを習得されたのか興味深いところですね。


また、9月といえば、毎年恒例のナマステ・インディアかな(笑)。カレーもいいですが、記念講演(参照)もありますね。

日時と演題
9月26日(土)
13:00〜14:30『インドの素晴らしさを考える』
     講師:清 好延(せい・よしのぶ)氏 インド・アジア開発会社取締役
15:00〜16:30『神々が選んだ国インド
          ――面白すぎる超時空神話をたずねて』
     講師:山田 真美(やまだ・まみ)氏 
          作家、日印芸術研究所言語センター長

9月27日(日)
13:00〜14:30『最近のインド映画事情・2009年秋』
     講師:松岡 環(まつおか・たまき)氏 アジア映画研究者
15:00〜16:30『能役者がインドに見たもの』
     講師:観世 清和 氏 (かんぜ・きよかず)
          「能楽観世流 二十六世家元」
        1987年・1992年・2007年、インド公演

場所: 「たばこと塩の博物館」1階 視聴覚ホール 電話: 03-3476-2041
住所: 東京都渋谷区神南1-16-8