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葬式は、要らない?

仏教

葬式は、要らない (幻冬舎新書)先日、通勤電車用にこちらを購入。直葬とか耳にすることが多くなった昨今ですが、これからは仏教式で行う出費が嵩む葬式というのがもっと見直されていくのかな・・・と考えてしまう1冊ではあります。葬儀平均費用が、231万円ですからねぇ…(苦笑)。本書では、なぜこれだけ贅沢な葬式を日本人だけが行うのか!?というのをサラッと考察しています。もともと禅宗で、修行中の僧侶が亡くなったときに、出家したことにしてしまって、戒名を授けて葬式を行うというのがあって、それを在家の人たちにも適用していったのが、日本特有の戒名の問題の起源らしいですね。あとは、浄土教の流行というのも大きい部分を占めていて、それら二つの要素、つまり(浄土の再現である)祭壇と戒名料だけで、231万のうちの相当な部分を占めることになるわけです。


これから葬式の簡略化、または散骨など形式の多様化は広がっていくと思いますが、それは結局、家を単位とした従来型の葬式・墓というのから、個人を単位とした葬式に変化するということで、そういう流れでいくとやがては葬式無用論へと移っていくのかもしれません!?葬式の簡略化と無宗教化が進んだとき、日本人にとっての仏教がどういう意味を持ってくるのか、墓参りという日本人にとって重要な仏教との繋がりが再考されるべき時になるのでは…と思いますが、どうでしょう?