こちらの本をたまたま入手して、電車内で読みました。1400年にわたって日本・中枢を支配し、陰陽道によって日本が形づくられたという著者による陰陽道・入門書。陰陽道といいますと、「天円地方」という思想的原理がありますが、日本古来の神社や古墳にその原理がすでに表れているといいます。相撲の土俵や、横綱の土俵入りというのも陰陽道の世界観が反映されているんだとも。そればかりか、桃太郎の鬼退治で、なぜ鬼に角があって虎のパンツをはいているのか、そして桃太郎のお供がなぜサル・キジ・イヌなのか、そういう疑問も陰陽道の思想でもって答えることができるといいます。
その辺の話は、昔読んだ(と思う)以下の本の方が詳しいかと思います。と、思って探してみましたが、今は手元にはありませんでした…。
- 作者: 吉野裕子
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 1983/06
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- 作者: 吉野裕子
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2000/12
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