古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

仏典入門講座

たまたま国際仏教学大学院大学のHPを見ましたら、今年度の仏典入門講座が『瑜伽論』「菩薩地」だということを知り、早速申し込んでおきました。詳しくはこちらをご参照ください。あと、同じ公開講座では、インド写本入門とかも出てみたいです。

『瑜伽師地論』「菩薩地」を読む
般若経典の影響を受けながら、独自の教義や修行道論を展開し、唯識瑜伽行派の一つの礎をなした「菩薩地」から重要箇所を選び、梵文と漢文で読解することによって、佛教思想をより身近に感じて戴きたいと思います。(梵文や漢文が初めての方も歓迎致します。)


「菩薩地」は、修論で「真実義品」について少し触れました。原本は、Wogiwara本を以前格安で入手した経緯もあります。というわけで、今年度は、『楞伽経』、『瑜伽論』「菩薩地」、あとは前から読んでる『唯識三十頌釈』あたりを中心に読み進めていきたいと思います。


それはそうと、唯識関係で、こちらが出たようです。

阿頼耶識の発見―よくわかる唯識入門 (幻冬舎新書)

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