ドラヴィダ語か…

聞いた話なんですが、私が読んでるお経の偈頌品の偈ですが、あるインド人パンディットのお方によれば、サンスクリットとしてはおかしい部分が多く、むしろドラヴィダ語系言語をネイティヴとするデカン高原以南の人が作った可能性が高いのではないか…と。つまり、ドラヴィダ語訛りのサンスクリットに聞こえるというのですね。こちら(asin:4140883480)の本にも記述がありましたが、幼い頃からヴェーダの韻文を暗誦させられてきたパンディットは、言ってみれば、韻律というものを身体に染み込ませているわけで、韻文を唱えてみるだけで、それが韻律学にしたがったものであるかどうか、“身体的に”反応するといいます。そういう韻律のスペシャリストの見解として注目されるべきであるとともに、もしそれを論証できたら、それはすごく面白いことなんじゃないか(!!)と思うわけです。なんといっても、お経の舞台はスリランカですし…。


しかし、ドラヴィダ語かぁ…。ドラヴィダ語って、日本語の源流だとか言われてた(過去形)のを考えると、日本語で書かれた入門書・文法書の類がたくさんあってもよさそうな気がしますが、ほとんど皆無に等しい現状です。やはり、横文字のものがほとんどで、そういうのから勉強するのかと思うと、なかなか気も進みませんねぇ(苦笑)。


タミル語入門

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