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「神道」の虚像と実像

「ふしぎなキリスト教」で沸騰中の講談社現代新書ですが、新たにこちらが発売されたようです。

「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書)

「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書)


日本固有の宗教で、原始社会以来の自然発生的な宗教だと理解されてきた神道は、古代律令制国家成立期にその起源が求められ、そして中世以降の神仏習合、明治期の国家神道という3つ契機によって、「つくられた」ものであるというのが本書の内容。そもそも、神道を「しんとう」と読むようになったのも室町時代のようで、それ以前は「じんだう」だったのだとか。神社というのも、弥生時代以前のアニミズムからの連続として(一般的には)考えられてますが、神社誕生には仏教への対抗措置という人為的・政策的な意図が介在していたと見るべきで、そういう意味でいえば、神社の誕生も、神仏習合の流れの中で考えるべきなのでしょうね。