唯識・瑜伽行派の最新の研究成果

最近出たこちらを早速買いました。個人的には、このシリーズの中では一番待ち望んでいたものでしたので、早速読み始める。

唯識と瑜伽行 (シリーズ大乗仏教)

唯識と瑜伽行 (シリーズ大乗仏教)

前シリーズである『講座・大乗仏教』から約30年。その間、唯識研究では、シュミットハウゼン先生による『アーラヤ識論』という偉業があり、その後、そのお弟子さん筋による瑜伽論・本地分の校訂研究がなされ、瑜伽行派の歴史的展開、学説の形成などが明らかになってきました。本書もそういう背景を反映してか、初期、中期、後期という時代区分によって、それぞれの思想内容を概説する構成になってます。

ちょっと前に世親二人説というのが提起された時、日本ではあまりその説を支持する研究者はいなかたったようですが、今は複数説が主流になりつつあるようで、その辺にも研究の進展を感じずにはおられません。

他にもいろいろ興味深い点満載ですので、私も勉強させてもらいます!