先日、再び京都の本学へ面談授業に行ってまいりました。午前、午後の2コマ、梵文読解です。
いつも言われるのは、主語と述語を明確にしろ、名詞と形容詞をはっきり区別しろ…という日本語として至極当然のことなんですが、どういうわけか、そんな当然のことができなくなってしまうんですねぇ・・・。梵語の魔力、恐るべしです(笑)。というか、私の能力的な問題ですね・・・(苦笑)。でも、問題になってる箇所のチベット訳を見てみると、単語の羅列だけって感じも多くて、つまりチベット語訳者もその魔力の餌食になっているのか?なんて思ってしまったり!?その他、テキスト自体に不明瞭なところもあり、手間取ります。
先行の和訳も、(日本語として)よく分からない部分や、そもそも訳として???なところも多く、そういう意味では、やりがいがありますが、果たして自分にそれができるのか?と自問自答の毎日…。いずれにしても長期戦は覚悟の上なんで、やるしかないという感じです。
こちらを買ってみました。古本で安く転がってましたので。果たして魔力に対する武器となりうるか!?
- 作者: 二宮陸雄
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