古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

豪華本の行方

古本の世界には、いろいろと豪華本というのがあります。

この本も、誰がなんといおうが、間違いなく豪華本でしょう!


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1冊1冊がずしりと重い背革装!


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しかも天金!


このような、内容を兼ね備えた豪華本も、かなり安くしないと売れなくなってしまいました。というか、安くして売れるのかな・・・?(^_^;)

ま、本巻ならまだましな気がします。索引となるとさらに悲惨かも。何か、考えれば考えるほど、売れそうもなくなってきました・・・(苦笑)。全巻セットならいいとしても、バラですとなかなか厳しいものがあります。


この立派な装丁が、どこか哀愁さえも漂わせてきそうな気がするのは私だけでしょうか?


倉庫の片隅でひっそり買い手を待ってますが、果たして、この本の今後の行方はいかに!?


今日は午後から倉庫の整理をしてましたが、そこに行く度に目にするので、書かずにはいられませんでした(笑)。