3回目の緊急事態。大学図書館に行って、色々と入手したい資料があるのですが、都内の大学図書館は、一般人・卒業生は利用できず、結局、本学の図書館の複写郵送、送本サービスに頼るしかなさそうです。できるところを進めてますが、この先、スクーリングや発表会もどうなるのか、気になります。
さて、山喜房さんのHPが消えてから、仏教書の新刊情報を得るのに苦労してます。ツイッター等でチェックはしてますが、そんなに見てるわけでもないので。
最近出た本で気になるのはこちらでしょうか。
久しぶりにチベット大蔵経を見たら、あまりに字が細かくて、目が疲れるので結局自分で入力してます。たしか、以前もそうやって読んでいましたね…。
བློ་གྲོས་ཚེན་པོ་བྱིས་པ་སོ་སོའི་སྐྱེ་བོ་རྣམས་ཀྱིས་རང་གི་སེམས་སྣང་བ་ཙམ་དུ་མ་ཆུད་བ་དང། བྱི་རོལ་གྱི་དངོས་བོ་རྣམ་པ་སྣ་ཚོགས་ལ་མངོན་པར་ཞེན་པས་ཡོད་བ་དང། མེད་པ་དང། གཅིག་པ་དང་ཐ་དད་པ་དང་གཉིག་དང། གཉིག་མ་ཡིན་པ་དང། ཡོད་པ་ཡང་མ་ཡིན་མེད་པ་ཡང་མ་ཡིན་བ་དང། རྟག་པ་དང་མི་རྟག་པའི་རང་བཞིན་གྱི་བག་ཆགས་ཀྱི་རྒྱུ་རྣམ་པར་རྟོག་པ་ལ་མངོན་པར་ཞེན་པས་རྣམ་པར་རྟོག་གོ། བློ་གྲོས་ཆེན་པོ་འདི་ལྟ་སྟེ། སྨིག་རྒྱུའི་ཆུལ་དབྱིད་ཀཉིམས་གདུངས་བའི་རི་དགས་རྣམས་ཆུའི་དངོས་པོར་རྣམ་པར་རྟོག་ཅིང་བ་ཏུང་བར་འདོད་པའི་ཕྱིར་རབ་ཏུ་རྒྱུག་སྟེ།རང་གི་སེམས་ཀྱི་ལྟ་བས་ནེར་བ་ཁོང་དུ་མ་ཆུད་པའི་ཕྱིར་འདིན་ཆུ་མེད་དོ་ཞེས་བྱ་བར་ཡང་མི་ཤེས་སོ།
ブランクがあったので、いろいろ忘れておりましたが、肝心のチベット語の方も久しぶりだったので、こちらの本を読んで復習してました。この本はお薦め!
仏教関係のチベット語を読む場合、仏教用語を覚えてしまうのが手っ取り早いと思います。あとは、基本的な文法を押さえれば、サンスクリットの解釈には使えると思います。チベット語訳を参照する最大の理由は複合語の解釈とかなんで。
そういう意味では、梵蔵漢対照テキストのこのシリーズは勉強になるだろうと思って買いたいのですが、全冊買うにはちょっと高いんですよね…(苦笑)。少しずつ買っていくか(笑)。
あの維摩経写本の発見から大分経ちましたが、こういう形で完結ってことですね。
あと、最近出たこちらの本にも興味を持ってます。買いたいけど、読む時間はないかもしれませんね(苦笑)。
引き続き、こちらのシリーズを丁寧に読んでます。
こちらの巻頭に収められた下田先生の論考、とりわけ仏塔をめぐる最新の研究成果の紹介のところは興味深く読ませていただきました。
あと進捗状況としては、論文の構想を一つ得ることができました。これから、用例を改めてチェックしてまとめていきたいと思います。
南条本と北京版大蔵経のコピーを見くらべつつ読み進めてます。
この前の日曜日も、悪戦苦闘してたら、一日があっという間に終わってしまいました(苦笑)。
こちらの、自分の読んでる巻のみが欲しいのですが、セット販売のみっぽいので、今度図書館に行ったときにコピーしようと思います。
さて、先生から、再入学のお祝いとして⁉こちらを恵贈していただきました!
再入学面接は無事に終わり、結果の通知がきました。
さぁ、ここから!
一月から、以前読んだシリーズ大乗仏教をもう一度最初から読み返してました。研究からちょっと離れてたのもあって、忘れていたことも多く、ノートにまとめながら丁寧に。
結構な読み応え感。そして、やはり、面白い。
最近買って読んだ本はこちら。
個人的な感想を言わせていただくと、前著の『インド哲学10講 (岩波新書)』よりは読みやすい印象を受けました。前著はインド哲学そのものが難しいというのもあったんですが…。本書では空海や清沢満之などが引き合いに出されてますが、やっぱりヒンドゥー教の懐の広さというのを感じてしまいました。見方によっては、日本文化もヒンドゥー教の圏内にあるといえるんじゃないか、というような。そういう意味で、ヒンドゥー教とインド大乗仏教、両者の影響関係が最も興味深いところですね。
巻末の参考文献リスト中、お薦めの本としてこちらが挙げられていました。
この本は知らなかったので、早速買ってしまいました。
そういえば、まだこちらも買ってなかったので、いずれは買いたい。
あと、松田先生がこちらに発表された「バーミヤン出土写本研究の20年」を先日PDFでお送りいただき、興味深く読ませていただきました。
その中で、ノルウェー文献学研究所の紹介がされてました。
そして、これから出る注目の本はこちらですね。
今月、再入学の面接が行われますが、緊急事態宣言の延長に伴い、面接をオンラインで行うとの連絡が事務局からありました。京都までの新幹線代が浮いたので、助かりました(笑)。ただ、図書館に行っていろいろやろうと思っていたことがあったので、そこはちょっと残念。今は母校の大学図書館も多分入れないと思うので、必要な文献、論文をどうやって入手するかはちょっと問題。
先月買った本はこちら。
こちらは、以前出ていた同じタイトルの薄い本*1の新版。インドを松田先生、チベットは小野田先生が書かれてます。巻末にはデジタル・テキストの案内もあって、さすがに旧版からは隔世の感。
次は、こちら。
ちょっと難しそうなので、読み切れるかは分かりませんが、やはり読んでおくべきかなと。内容的には、すでにシリーズ・大乗仏教等で発表されているものと同じだとは思います。
あと、先日twitter経由で知った気になるニュース。
*1:
今年は、4月から再入学の予定です。もう後がないだけに、できるだけのことはやっていきたいという心境です。
いうわけで、今年の目標。
再入学すると、学内の発表会での発表がノルマとして課せられるはずなので、その発表をたたき台として、学会誌か紀要に1本掲載できるように目指したい。
現在読んでいる東大所蔵の河口慧海将来写本と高楠順次郎将来写本の他に、ドイツから写本データを送ってもらって、その整理と解読作業を進める。果たしてその全体像というのが現時点では分からないので、何とも言えませんが、その解読を通じて、ゆくゆくは1本書けるんじゃないかとも思います。
平日は、家で1.5~2時間、職場や外出先で1~2時間は確保できるようにしたい。通勤電車内では、先行研究論文やその他の本を読むことが基本になりますが、スキマ時間も無駄にはできません。10分、20分単位でできること、やることを決めておけば、いざ時間ができたときにすぐできる。これは積み重ねると意外と大きなものになる。一番適しているのは、語学の勉強ですかね。語学は毎日少しでもやるのが定番ですから。
一年目にどれだけ書けるのか分かりませんが、手始めに導入部から、2~3割は進めたい。
挫折を繰り返してきたこれまでの経験からいえることは、モチベーションの維持がいかに難しいかということですね。これは重々承知してるつもりです。要は割り切りと適度なリフレッシュ、そして、研究系の自己啓発本を定期的に読むことになりましょうか。
この本は座右の書にすることが決定。
こちらは、一応目を通しておくべきかなと思って。
平岡先生のサンスクリット・トレーニングですが、版元の世界聖典刊行協会が解散になって、とりわけ1巻目が絶版となり、入手できなくなっていましたが、このたび山喜房さんから新装版として復刊されてます。
この本のいいところは、いわゆるドリル形式で、独習できるというところでしょうか。そして、例文も豊富ですので、その例文に数多く当たることで、サンスクリットが自然と身に付いていくのではないでしょうか。
上記の本は、(従来の巻にはなかった)トレーニングの例文の解答もついていて、まさに独習者にとっては助かるものだと思います。
従来は、例文の解答篇のこちらを買わなくてはならなかったんですよね。
でも、これはこれで例文集、重要単語集としてみれは、なかなか使えるものです。
私も、復習の意味で、まさにしっかり基礎からもう一度勉強してみたいと思って、購入してみました。