今月は、学内の研究発表会がありますが、そこで発表をしてまいります。
内容としては、新出写本の紹介とそれを読んだ中で、分かってきたことです。現段階での途中報告になりますが、これを叩き台として論文に仕上げたいと思ってます。
で、それを完成させてから博論になりますね。当初の構想では、博論に校訂テキストを付録として付けようと思っていたのですが、時間的にも、自分の能力的にもそれは間に合わないので、とりあえず、出来るところまでにして、博論の方を優先させることにしました。
今月は、学内の研究発表会がありますが、そこで発表をしてまいります。
内容としては、新出写本の紹介とそれを読んだ中で、分かってきたことです。現段階での途中報告になりますが、これを叩き台として論文に仕上げたいと思ってます。
で、それを完成させてから博論になりますね。当初の構想では、博論に校訂テキストを付録として付けようと思っていたのですが、時間的にも、自分の能力的にもそれは間に合わないので、とりあえず、出来るところまでにして、博論の方を優先させることにしました。
印仏の論文が終わり、次の発表会に向けての準備に取り掛かっております。
内容は今まで読んだ写本の内容とそこから見えてきた経典の成立史に関する考察。
今読んでいるところは、経典の素材集ともいわれる様々な偈頌の集まり。それらは他の文献と共通するものもあり、どちらか一方が他方を引用しているのか、あるいは共通する源泉から引用しているのかは不明ですが、ともかく言えることは、そうした様々なところから引っ張ってきた偈頌を素材として経典を作っていったのではないかということ。
で、その経典本体に再録されている重頌というのが結構あり、偈頌集のとは微妙に異なっていて、その差異やどちらがより原型といえるのかというのも考える必要があります。時代変遷の判断基準は漢訳や蔵訳ですが、それらの各々についても偈頌集と本体の重頌と二つ見る必要があり、かなり手間がかかります(苦笑)。
つまり、一つの偈頌に対して、写本が約30種あり、重頌がある場合は、それと同じだけの写本をさらに見ないとならないわけで、60種のヴァリエーションがあることになります!さらにまた漢訳(三種)と蔵訳(二種)もそれぞれ見ないと…(笑)。
それだけ多くのバリエーションが存在しているというのは、ある意味で大変興味深いことだと思います。博論までに全部の写本を読むことは無理なんで、焦点を絞るしかないのかな…と今は考えています。嗚呼。
あと、梵本テキストが新たに以下があることが判明して、さっそく注文を出しておきました。
また見るべきものが増えてしまいました…(苦笑)。
先日の印仏学会ですが、初めてのオンラインでの発表ということもあり、操作の点など不安なところもあったのですが、無事に終えることが出来て、ほっとしております。論文の方は大体出来ております。
今後は,次の論文の方に頭を切り替えて行こうと思います。構想は出来上がってますので、後はどれだけ写本を読めるかって感じですかね。
それはそうと、先日見たこのニュース。近い将来にインドの写本なんかもそうなるといいなぁと思ったりしちゃいます(笑)。
もろもろの事情が重なって、このブログを更新できませんでした。実は今、家を新築(建て替え)するという話になってまして、その打ち合わせがずっと続いておりました。毎週日曜はその打ち合わせでしたので、なかなかまとまった時間が取れず…。
ここへきて、それも大詰めを迎え、あとちょっとで終わりそうです。ちょうど印仏研の直後から解体に入り、論文出してから着工になりそうです。というわけで、今回はちょっとそれに重なってしまい、大変でした(苦笑)。
その印仏学会も全面オンラインで開催ということになりました。先日、資料の方はアップロードしておきました。
結婚、子の誕生、家の新築…なんか諸々の人生の節目の最中も佛大に行っていた気がするんですが、それだけ長い間、やってるということですね。いい加減、終わりにしろって声も聞こえてきますが…(笑)。それもあと1年ちょっと。何とか実りある成果を残して、終わりにしたいと思ってます!
博論の構想が固まってきました。現段階で、おおよその論題を決め、落としどころというか結論もおぼろげに見えてきました。新出(未読)の写本を見たうえで、それも論拠に加え、先行研究を裏付けられるんじゃないかというものです。
って、何をいっているのか自分以外の人には意味不明かもしれませんが(笑)。
写本の方も、相変わらず遅々として、進展は僅かずつではありますが、読み進めております。おおよそのグループ分けは見えてきたという感じです。
さて、久しぶりに本を買いました。
最近は通勤電車内が勉強時間となってしまってるので、本を読む時間がないのですが、これは買っておこうと思い、購入しました。
間が空いてしまいました。いろいろとプライベートで忙しい案件がありまして、日曜日はほぼそれでつぶれてしまい、このブログもちょっと放置してしまいました。写本の方は例のタブレットで主に出先で読んでます…。
さて、印仏学会のプログラムが発表されました。今回は発表してまいります。
今回の発表は昨年に取り掛かっていたものです。今は来年度発表予定の構想を練っています。来年は博論出さなきゃなりませんが、今読んでいる写本から分かった点を何らかの形にしたいとは思っています。