古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

倉庫の中から

先日都内で、神道・民俗宗教関連の結構な量の仕入れがあった関係で、倉庫の中には、新入荷品が積みあがっております。店の方でも書いたんですが、昨日から岡山のお客様のところへ社長が買取に行っておりまして、またまた大量に本が入荷する予定です。私はひ…

大乗仏教周辺地域起源説

先日のスクーリングで取り上げられました『南海寄帰内法伝』ですが、その中に、7世紀に義浄が訪れたナーランダ寺に於いては、大乗と小乗は混ざり合って、両者の区別がないほどだという記述がありました。また、中国で大乗が広まっているのに対し、北インド…

入荷が重なった日

今日は朝から夕方まで、古書会館の洋書会に行ってました。結構出品の量があって、大変です。そんな中、収穫は、カント全集のアカデミー版でした。著作・書簡・遺稿までの分。その他にも「大日本仏教全書」が少しあったりして、夕方それらを車で運んで店に戻…

スクーリング・レポート

ちょっと前に漸く使えるようになったアクセス解析でありますが、どんな検索ワード・フレーズで、ここを来訪してるのかなと思って見てみますと、最も多いのが「佛教大学 レポート」で、続いて「宗教学 レポート」でありました。正直「あ、そうなんだ??」と…

スクーリング終了

帰りの新幹線の中で書きはじめました。今日で佛大の全てのスクーリングが終わり、何だかホッとしています(まだレポートが残ってますが…)。最後の講義が森山先生だったというのは、私にとっては何か感慨深いものがあります。私の場合、スクーリング講義で一…

スクーリング二日目

今日は授業が終わってから卒論の面接指導をしていただきました。先生がどなたかから以前大山堂と私のブログのことをお聞きになっていたそうで、もしや私のことではないかと思っていたそうです。大山堂はご存知なかったそうですが、山喜房さんのすぐ近くです…