古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オルデンベルクなど

今日は一日古書会館で洋書会。今日も大量の本でした。主に、ドイツ文学・哲学が多かったですが、中にはオルデンベルクの『ヴェーダの宗教』(初版)や『ブッダ』といった原著が混ざっておりました。 OLDENBERG,Hermann : Die Religion des Veda. Berlin (Wil…

南伝大蔵経

今週は大市があったので、そこで買った本、そして前に入荷した仏教書など、色々整理しまして、新入荷品を約80点アップしました。前に入荷した仏教書は禅宗系でしたが、その他に南伝大蔵経が約20冊くらい入荷する。律部、長部、相応部などなど。このほかにも…

インド・アーリア人征服説=とんでも学説!?

[rakuten:book:12808637:detail] 以前こちらを見て、面白いなぁと思いまして、出たばかりのこの本を入手する。アーリア人征服説というのが、神話をもとにした科学的な根拠のない、とんでも学説かもしれない(!?)というのです。有名なカースト制度にしても… …

科目最終試験

この連休中、土曜日は仕事でしたが、日・月とレポートの科目最終試験の方をやっておりました。3月10日〆切のため、今まで放置しちゃってましたが、そろそろやらないとマズイんで、ようやく着手する。今日は、所用があって、午後から外出しておりましたが、帰…

雑感 その三

チベット語ですが、昨日で今年度の授業が全て終了しました。この1年、こちらで、初めてチベット語を学んできましたが、動詞のところ(表現位相のところとか)はあんまりよくわかりませんでした。私が聞いたところによりますと、東京にある仏教系の大学では、…

スタイン

昨日の古書市場で、スタインの『セリンディア』が出ておりました。インド・リプリント版(Motilal Banarsidass,1982年刊)です。元版(1921年刊)の方は、古書価で何百万(!!)もするものですから、このインド版はかなりお買い得なものです。1982年ということ…

唯識ということ

式も終わって、生活がひと段落しまして、唯識関係をまた読み進める。 といいましても、久しぶりであまり切り替えが上手くできてない感じがして、なかなか進みませんが・・。唯識ということ―『唯識二十論』を読む (新・興福寺仏教文化講座)作者: 兵藤一夫出版社…