古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

一年間のお礼

2010年もあともう少しで終ります。関東はよく晴れて、昨日よりは少し暖かい感じもした一日でしたが、それ以外のところでは結構な雪で大変のようですね。今になって、ふと一年を振り返る余裕ができると、何とかこの一年を終わらせることができ、ホッとしてい…

妄想

しばらく更新しない間にもうクリスマス。先週から今週にかけて、市場でいろいろ買ったりして、仏教書が少々入荷しております。今日は、それら新着品を登録しました。特に金曜日は仏教書がまとまって出て、かなり高くなってました…。平川彰著作集、決定版中村…

買ってしまった…

先日、新刊書店に行って、普段あまり行かない哲学書のコーナーに立ち寄ると、こちらの本が平積みされてるのが眼に入りまして、思わず買ってしまいました。青色本 (ちくま学芸文庫)作者: ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン,野矢 茂樹,大森荘蔵出版社/メーカ…

復刊情報

先日、メールで法蔵館ニュースを見ましたが、創業400年ということで、いろいろと名著が復刊されるようです。以下、その復刊予定だそうです。 2010年12月現在復刊状況 書 名 著者名 予価(税込) 検討中 源空とその門下 菊地勇次郎 10,500 検討中 浄土…

近況…

ちょっと間が空いてしまいました。先日来、『楞伽経』の偈を読んできましたが、よく分からないところがいくつかありまして、ああでもない、こうでもないと考えていると時間ばかりが過ぎ去っていったこの一週間でした。例えばこういう偈があるんですが、 ajñā…

師走ですが

12月らしからぬ天候が続いてますね。しかし、早いもので、今年もあとひと月ですか…。そんな中、以前触れたこちらを読了。三島と唯識というテーマで結構面白いんじゃないですか。著者によれば、『豊饒の海』のテーマとして、戦後日本でピークを迎えるニヒリズ…