古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

49,736

その数字は、現在インドでサンスクリットを話す人の数のようです。こちらを参照しますと、そのように書いてあります。インドの古典語ということで、よく現在ではほとんど使われてないみたいにいわれますが、一応現在にも生きている言語のようです。11億を突…

勉強時間

時間がないと嘆く前に時間をどう捻出するのか?色々試行錯誤は続けております。 私の場合、過去に試みてボツになったものは色々あります(^^;。まずは、俗に言う短眠法。ネットを見ると結構そういう本が出回っていて、一般的に関心が高いことが分かりますが…

新アジア仏教史

昭和40年代後半から50年代初にかけて刊行された佼成出版社『アジア仏教史』の新版が今月から刊行されております(参照)。今月は第1巻「インド1 仏教出現の背景」と、第9巻「チベット須弥山の仏教世界」の2冊みたいです。来月から毎月刊行されるようです。旧…

珍しい!

先日、全古書連大市という一大イベントがあったんですが、そこで入手したものの中に、シルヴァン・レヴィの『梵文唯識二十論・三十頌』が入っておりました。元版は1925年にパリで出たものですが、今回のは1940年に上海でリプリントされたというもの。いわゆ…

知のコンシェルジュ?

昨日は、古書シンポジウム「滅亡か、復権か−大規模デジタル化時代と本の可能性」というのに出席させてもらいました。前半は、国立国会図書館館長、大日本印刷(株)取締役常務、国立情報学研究所・高野先生による講演。その中では、近代デジタルライブラリー…

仏典入門講座 & 古書シンポジウム

以前ここに書きました通り、今月から文京区春日へ移転した国際仏教学大学院大学ですが、仏典入門講座をはじめ、各種公開講座が開講されるようです。仏典入門講座は、「般若経典を読む」だそうで(参照)、『八千頌般若経』や『般若心経』等から重要箇所を選…

一週間ぶり

時間があいてしまいましたが、その間、我が家はウィルス性胃腸炎に罹り、一家全滅(笑)の事態に陥っておりました。。最初に子供が発症し、次に母親へ、そして最後に私に…。私は3日前に発症してから、39℃の発熱とお腹をやられ、ここ2日間ろくに食事もできず……

牛歩のごとく

先日来『楞伽経』に取り掛かっているんですが、なかなか進まず、一抹の焦りも感じてる状況です(苦笑)。進まない理由はやはりサンスクリット。単に私自身の能力の低さが原因なんですが、精密な文法的な理解を適用しようと試みれば試みるほど、牛歩のごとく…