古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと息抜き

今、草津に来ております。久しぶりの温泉でしたが、やっぱり温泉はいいですねぇ。生憎の雨でしたので、共同浴場めぐりでも・・・と思いましたが、子どもがはじめの熱湯風呂に打ちのめされてしまい、ほどほどに(笑)。普段、ぬるめのお湯に慣れている身にはこた…

先が見えてきた…

最近はなかなか更新されませんね?という声もありますが(笑)、修論をはじめ色々と事情もありまして…(苦笑)。なかなかブログまで手が回っておりませぬ。その修論・草稿ですが7割〜8割程度まではこぎつける。何とか先が見えてきました。 さて、最近のニュ…

宮沢賢治

ちょっと忙し目でした。仕事の方ではなく(笑)、プライベートの方ですが。 さて、今月上旬の話ですが、古書市場に宮沢賢治の『注文の多い料理店』初版(大正13年刊)が出ていました。私なんぞ出る幕ではないのですが(笑)、一応見させていただく。さぞかし…

三蔵法師の謎

出たばかりのこちらの本を、通勤電車内で読みました。これは9月23日に放送される番組(参照)の内容をそのまま書籍化したもの。三蔵法師の謎として、3万キロにも及ぶ旅費の資金はどこから出ていたのか、あるいは、玄奘はスパイだったのか?などなど、色々謎…

三性と三相

三性説(tri-svabhāva)は三相説(tri-lakṣaṇa)とも言われ、両者は同じものだというのが一応の通説です。しかし、こちらの論考が主張されるように、やはり言葉が違うのだから、何らかの意味の違いがあるのではないか?と考えるのも自然なように思われます。…

世界最大の叙事詩

先週に引き続き今週も洋書会・特別市で、月・火と古書会館に入浸り状態。先週の続きとあって、どんなものが出るのか見当がついてはおりましたが、今回はダンボールにして約350箱ということもあって、陳列作業に時間がかかる。辞典類は今週も多めで、OEDなど…