古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

A Primer for Classical Literary Tibetan

久しぶりにチベット語の話題。以前、チベット語の先生に薦めていただいたこちらの本をようやく購入しました。実は、他の方からも薦められてたので、一念発起して購入してみることに。2冊セットで7,000円弱は(私にとっては)結構高いんですが、それに見合う…

華麗なるインド系文字

私は行けなかったのですが、21日にもじもじカフェ第32回「インド系文字、その華麗なる系譜」というのがあったそうです(参照)。 東南アジアや南アジアを訪れると,漢字やラテンアルファベットと異なる多様な文字の数々に圧倒されます。デーヴァナーガリー文…

足の裏についた米粒

寒い日が続きます。先日博士後期課程に進む予定だとここに書いたところ、古本屋辞めて研究者になるのか?と何人かの方から聞かれる…。 いえいえ、私は生涯古本屋です(笑)。 研究者に成れるのに越したことはないですが…そんな簡単な話でないことは承知して…

日本で哲学するということ

こちらの本を買いまして、ちょうど半分くらい読みました。日本の哲学というと、明治以来100年以上の伝統があるわけですが、そこには西洋哲学に見られない独自の発想・展開があって、そこを出発点にしてテツガクしていこうという内容。西田、田辺、和辻といっ…

出願期間です

もうすぐ佛大大学院の出願期間が始まります。実は以前にもちょっと書きましたが、それ以来、博士後期課程に進もうか迷っていました。実のところ、事情があってあんまり勉強できる生活環境ではなくなってしまい、無理かなとも思ってたのですが、それでも継続…

今年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます。マヤ暦によると世界が滅亡する2012年ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。正月三ヶ日は、例年通り、ゆっくり過ごし、充電させてもらいました。そろそろ勉強でも…と机に向かっているところです。今年の抱負なんぞ、大…