古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山の中から見つけたものは・・・

今週の洋書会はたくさんの量でしたが、その中の一つに面白い出品がありました。初めは、西洋古典、ギリシア・ラテン語関係がメインかと思って、本を広げていったのですが、他にも社会経済関係、統計学、数学、哲学…など色々と出てきて、さらにアジア系言語の…

商売優先!?

今週の古書市場でこんなのを見つけました!CD-ROM全14枚シリーズのうち、1枚欠(Vol.1)なんですが…。こういうのって、大学の先生間では結構持っていらっしゃるのかとは思いますが、私を含めた一般人にはなかなか目にする機会がありませんね。ということで、…

A Primer for Classical Literary Tibetan

こちらを少しずつ読んでます。とりあえず四割ほど読みましたが、私が以前勉強した本と比べると説明がかなり親切丁寧で、分かりやすいと思います。私が買ったのは第2版ですが、解答付の練習問題が結構あって、例文はどれも仏教文献からのものです。私が思うに…

いよいよ、スタート

桜も見頃を迎える中、入学式、そしてオリエンテーションへ行ってきました。毎年のノルマとしては、指導教員とのマンツーマンの面接指導が120分×3コマ、中間発表会への出席(2回)と発表(最低1回)、そして研究報告論文(400字詰原稿用紙で100枚程度)の提出…

本のご紹介

『世親唯識説の根本的研究』という本。こちらは、昭和12年に元版が出てますが、昭63年に付録を伴って、増補新版として出ています(「仏教人間学としての」という副題もついて)。飛鳥書院て、聞きなれない出版社だと思ったら、お寺さんのようですね。付録と…