古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

通信か、それとも通学か!?

日曜に受けた通学制・大学院の試験結果は、12月1日に出るそうで、翌日には速達で届くようです。一方、佛大通信課程・大学院は、12月9日に京都で2次試験の面接があります。通信と通学両方の大学院を受けたわけですが、なかなか、スパッと決められないというのが正直なところです。


仏教学の場合、サンスクリットなり、パーリ語なり、チベット語なり(あるいは漢文もそうですが)、原典を読むというのが基本にありますから、それを一人で読みこなしていけるのかというのが、私にとって大学院を通信にするか、通学にするかの大きなポイントでした。


通学制にすれば、先生に直接指導していただけるでしょうし、先生方だけでなく、他の院生の方々ともいろいろと交流できて、メリットも大きいと思います。ただ、仕事との兼合いという面では、非常に厳しい問題があります。仏教学の場合、どうしたって昼間に講義がありますし、週に2,3回講義にちょこちょこっと出て単位をとりさえすればいいというのでもないでしょうから、結構大変なことになりそうです。先日受けた面接でも、相当な覚悟がいるでしょうと釘をさされました。


一方、通信は学部から継続するわけですから、先生のことは存じ上げていますし、そういう面で安心感があります。ただ、自分で原典をせっせと読んでいけるかなぁーという不安は大きい。語学は、自分で勉強しなくちゃいけませんしね。


一応、通学の大学院の試験を受けるにあたっては、仕事の上司には了解を取ってはいました。ただ、先日面接で釘をさされてしまったので、ちょっと不安になって、また、一人で考えても埒があかなかったので、試験を受けた後にも詳しく相談してみる。といっても、まだ、合格したわけでもないので(笑)、何とも言えない状況ですから、合格発表後に、その辺のことをよく話し合おうと、来週食事に行くことになりました。