古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

計画書

いよいよGWですね。私は暦通りにお休みです。

遅くなってしまいましたが、計画書について考えをまとめました。一応、大雑把にいいますと、”瑜伽行派における真如観の変遷”という感じになろうかと思います。別にそういうタイトルにするというわけではなく、またそういう大それたテーマで論文を書くわけではないのですが、あくまで”方向性”ということです。関連分野として、「転依」とか、「三身」(仏身論)…とか色々ありますが、「無垢清浄」から「本性清浄」へと変遷していく過程、というのに興味があります。修行の結果、煩悩が排除されて行者が清浄になるという「転依」から、(実は)初めから清浄な「真如」があって、それにまとわりついていた客塵なる煩悩が排除されて真如が顕現する形へ「転依」観が転換するというのにもそれは現われてます。

とりあえず、連休中に計画書を書いて提出したいと思います。