古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

大工道具

先日、翻訳名義大集を買いたいと書きましたが、結局、蔵漢大辞典の方を頼んでしまいました。蔵漢の価格の方が安いというのもある(笑)。仏教を研究するのにもいろいろと道具がいりますね。一人前の大工さんになるには、鑿や鉋などいろいろな道具を使いこなせなければいけないように、仏教の研究者も言語はもちろん、そのための辞書類も各種取り揃えねばなりません。大工さん云々の話はどっかで聞いた覚えがありますが…。

私の場合、道具の使い方を習得するのに時間が割かれ、あるいは道具が言うことをきかず(笑)、本来の目的である建造物の完成*1がいつになるか不安になる毎日であります。こういうのって、今にはじまったことではないんですが(汗)、とにかく5月はいろいろと雑事が入ってしまい、レポート、論文ともに進展せず。我ながら反省してます。唯識wikiなんか完全に放置しちゃってますし…。

とかなんとか言って、色々と読む時間もないのに本を買ってしまうというのは変わらず…(笑)。職業柄か、読んでる暇はないですが、ついつい手が出てしまう。
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あと、asin:4140840064とか。バルド・トドゥルは、以前東方学院でも読まれていたそうです。私もいつか読んでみたいものですね。

*1:つまりレポート・修論を終わらせることですが…。