古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

ジプシー,ロマニ語

最近インド人ネタが多くなっておりますが(笑)、ほぼ毎日会ってるものでして…。彼の長女ももう4歳になり、日本語もヒンディー語も両方できるようになり、すごいなぁと関心しております。保育園では日本語、家庭ではヒンディー&日本語と器用に使い分けてるのでしょうか!?はじめのうちは、日本語しゃべってるのかヒンディーしゃべってるのかどうか、分らなかったのですが…(笑)。きっと将来は日本語とヒンディーの通訳になったらいいんじゃないか、なんて思ってしまいますね。でも、両親いわく、インドに戻ったときは英語ができないと困るから、英語は早いうちからマスターさせたいとのこと…。

ジプシーの来た道―原郷のインド・アルメニア

ジプシーの来た道―原郷のインド・アルメニア


先日は、山の中からこの本を見つけたこともあってか、ジプシーの話題になり、ジプシーがどうやら北インド起源らしいということで、お互いヘェーとなったのでした。ジプシーといえば、聴いたこともほとんどないのにジプシー・キングを思い浮かべてしまう私なんですが(笑)、フラメンコとかも、もとを辿ればインド起源になるのかしら?
ま、それはともかく、ジプシー(ロマ)の言語のロマニ語というのは、サンスクリットの一変種なんだそうで、そういう面からジプシーの北インド起源説が唱えられてるそうです。それは、ペルシアで1011年に書かれた『王の書』の中にも、ジプシーを意味するペルシア語が見られることから、インドを出てペルシアを経由していったのではないか…とか。

日本でいうところの「猿回し」ってのも、猿の神ハヌマーンとかに起源があったりして…?。なんだか、ヒンドゥー教って、ブラックホールみたいに思えてきます…。