古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

大市下見とチベット語

今日は一新会・大市の下見だったため、午後から古書会館へ。L・チャンドラの『西蔵学文献史』(Materials for a History of Tibetan Literature)の臨川版とか、ヴィンテルニッツの『インド文献史』とか出てましたね。ヴィンテルニッツの日本語のは古本で結構なお値段がつけられてます。詳しく見たことありませんが、内容的にはちょっと古そうな感じもしなくもないですが、どうなんでしょうか。原著のドイツ語(1908-13年)の方はよくわかりませんが、英訳の方は、1999年にrevised版なんてのも出てますのでちょっと気になります。買うなら、そっちでしょうか?

A History of Indian Literature

A History of Indian Literature

大市下見から戻ってきてから、夕方は東方学院へ。今日から後半が始まる。2ヶ月ぶりのチベット語。夏休み中はあまりできませんでしたので(汗)、これから少し自分で読んでいきたいところです。

さて、先生からこちらの本を紹介される。かなりお薦めだとのこと。チラッと見せていただきましたが、vol.1の文法篇の方には練習問題(解答付き)が豊富でしたし、解説も分かりやすいとのこと。値段がちょっと高めなのが玉にキズ。

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Primer for Classical Literary Tibetan

John Rockwell, Jr.

A step-by-step approach to the study of classical Tibetan, with examples and exercises drawn from actual texts.

Two Volume Set:
Vol. 1. The Grammer, 310 pages
Vo1. 2. The Reader, 124 pages
$49.50


"A step-by-step approach"というのがいいですね。