古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

休校か…

先日、本学より修論・中間発表会の案内が送られてきました。今回は、一応私も発表させていただこうかと思い、出席と発表の連絡をする。目下、レジュメ作成中なんですが、それに関連して図書館の送本・複写の申込をしようとしましたら、例の新型インフルエンザの影響で、全学休校になってるようですね。図書館も28日までお休みのようです。うーん…。


43大学が休校=同志社、立命館など−京都


さて、先日書店で、発売されたばかりのこちらを目にする。
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『成唯識論』というのは、インドに原典がなく、玄奘の意図が入りつつ編纂されたものなんで、その辺にちょっとした“事情”がある、謎めいた論典なんですが、日本では“唯識”といえば『成唯識論』、みたいなところがありますよね。個人的には、『成唯識論』よりもっと前の段階のインドの方を対象にしたいんで、なかなか読む時間もないんですが…。いずれは一通り読んでみたいと思います。しかし、いつも「いずれは読んでみたい」なんて言いますが、そう言いつつ人生の大半が過ぎていくんだろうなぁ…なんて思う年頃にもなりましたね、最近は(笑)。ま、『新導本』も書棚に鎮座してることですし…、その頃には現代語訳(asin:4393112466)も完成してるのかな?


成唯識論(国会図書館貴重書展より)
法相宗(Wikipedia)