古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

マヌ法典

f:id:furuhon-ya:20091022184054j:image:right:w150本日倉庫を整理してて見つけました。岩波文庫のが英訳を基にした文語体(誤訳も多いそうです)なのに対し、この中公文庫版はサンスクリットからの全訳で、現代語訳です。ただ、あんまり見ない本でして、調べてみますと、文庫本なのに驚きの値が付いてます(参照)。そんなにするの?


文庫本に1万円の値がついてるのを見るのは、フッサールの『イデーン』が品切れになっていたときに、神保町の某書店で見かけて以来か。今から10年以上も前の話ですが。まだ若い学生だったその時、その文庫本を手にとって呆然としていたのを今でも鮮明に覚えております(笑)。


それはさておき、『マヌ法典』ですが、何だか値段つけづらいですねぇ…(笑)。あくまでも良識の範囲内にします(笑)。そのうち復刊もされるんじゃないでしょうか。復刊ドットコムへみなさまの清き一票を!


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