大震災から1週間。まだその全容が見えず、余震も続き、原発の方は予断の許さない状況が続いてますが、そろそろ普通の生活に戻そうとは思ってます。
とりあえず、前々から思っていたことではあるんですが、自分に一番不足してると思われる漢文について勉強しようと、二畳庵先生の『漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫)』などを読み漁ってます。エッセイ風なためか、印象としては一通り勉強された方の副読本的な感じもします。それが受験参考書だというのが未だに信じられないのですが、もうちょっと教科書的なものも欲しいなという気もしました。漢文文法の教科書といえば、角川小辞典シリーズの西田太一郎の『漢文の語法』が定番らしいのですが、残念ながら絶版。この角川小辞典シリーズは、私が今の業界に入った10年以上前は、よく見かけていたのですがね…。
あと、こちらはamazonなどでは入手不可能のようですが、版元にはまだ在庫してるみたいで、注文しておきました。
- 作者: 西田太一郎
- 出版社/メーカー: 朋友書店
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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それと、こちらの読本を用いて、多くの文例に接していきたいですね。
- 作者: 小川環樹,西田太一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1957/11/30
- メディア: 単行本
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こちらはあると便利。
- 作者: 江連隆
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 1997/06
- メディア: 単行本
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というわけで、高校時代に、漢文の勉強をおろそかにしていたツケを今になって払っているわけですが、その頃は入門書を読んでもよく分かってなかった気がするのに、今これらを読むとすんなり理解できるのが不思議です…。まるでニーチェのようだ(笑)。
漢文といえば、諸橋大漢和は、古いのになると、13冊で15,000円とか破格の値段で売られてます。確かに、市場でも安いんですが、これは買いなのか(笑)!?