古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

来年は・・・

前から気になってはいたのですが、関口存男に関する検索でこのブログへいらっしゃる方が多いようです。関口存男については、以前こんなことを書いたからなんでしょうが、つい先日もこちらのブログを読んで強く思うところがありました。来年の抱負はこれだ、と(笑)。やっぱり若いときにがむしゃらに勉強した経験って貴重ですよね…。私なんか、30代になってから、仕事をやりつつ佛大で勉強して、サンスクリットとかちょこちょこやり出しましたけど、10代後半とか20代前半に短期間に集中してやっていれば、もっと身についたのではないか?とよく思います。


『生涯と業績』はまだ読んでませんが、こちらの伝記は私も読みました。言葉の森に深く迷い込んだ挙句、ヴィトゲンシュタインの哲学と同じような境地にまで達してしまった、彼の勉強法は鬼気迫るものがあり、簡潔にまとめられた本書を読んだだけでも十分にそれが伝わってきます。

ことばの哲学 関口存男のこと

ことばの哲学 関口存男のこと


さて、先日こちらの本を入手しました。なんとサンスクリット格言集!


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यः कुरुते स भुंक्ते इति न्यायः॥

yaḥ kurute sa bhuṅkte iti nyāyaḥ ||

為せば為る!

私も、来年はくそ勉強を見習っていきたいですね(笑)!