古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

近況―停滞期を終えて

しばらくぶりです。9月、10月と、いろいろありまして、殆ど勉強できませんでした。そういう状態が続くと、集中力というかモチベーションも下がり、木田先生の本やハイデッガー関係を読んだり、現実逃避してしまったのですが…。そうしてるうちに、気付くともう10月も下旬!来月は中間発表会、そしてまた面談授業もありますし、1月にはなんといっても原稿用紙100枚分のレポートもあります。こんなんでいいのか…と自問自答しつつ、毎日が過ぎてゆくのを、ただただ見守るしかありませんでした(苦笑)。


今は漸くそうした状態から徐々に回復しつつありますが、何とも歯がゆい状況に変わりはありません。テキストを本当に読みとおせるのか?長期戦になりそうな予感は既に現実に。というわけで、休学を含めた最大の在籍年数(!?)も覚悟しております。家族には内緒ですが(笑)。通信の場合、学部・院を問わず、どうしてもこういう停滞期は出てきてしまいますね。頼るのは自分の意志のみ…なんで。


さて、勉強の方ですが、楞伽経って『中論』をはじめ龍樹(作といわれてる論書)の中にパラレルなフレーズが出てくるというのが既に言われてるのですが、もっと調べないといかんかなぁ…。なんて考えを巡らせている今日この頃です。



とりあえず、店にあったこちらから見ておこうというわけで、パラパラと眺めておりますが、梵語が分ち書きされておらず、読みにくい(苦笑)。