古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

写本蒐集状況

例のドイツの写本ですが、入金を済ませてからダウロードURLを送ってもらったのですが、ファイルのサイズが大きすぎてダウンロードできず、メールで何度かやりとりを繰り返してようやくすべてダウンロードできたのは先日のことです。今回は10写本ですが、どれも200葉以上とかなので…。

 

ざっと見る限りは、どれも紙の写本で、古いものはなく、時代的に、経典の成立からはかなり後代のものです。今のところ、貝葉写本は東大所蔵の一本のみ。それも完本ではありません。

 

この量と同じか、もうちょっと多い量をまたスキャンしてもらうんですが、大丈夫か?😅

 

まるまる全部を読むわけではないにしても…😅

 

東大写本はこれまでずっと読解してきましたが、そこからいくつか分かったことがあります。それについてはまた改めて発表など、形にしてみたいと思います。

 

で、こちらは結局買ってしまいました!

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龍谷大学所蔵の大谷光瑞将来写本。

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抜粋だったら嫌だなと思ってたのですが、全部入ってました。これも校訂本では参照されてないものです。

 

ただ、写真版がちょっと小さいので、拡大コピーしないと読めないんですが😅