古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

あと1年…か

11月になりました。来年博論を出すとしたら、提出まであと1年ってことになります。

 

あと1年で書けるかどうか分かりませんが、とりあえず、やれるだけやってみようかと思ってます!

 

計画としては、まず、今年度中(2021年3月末まで)に、例のドイツのネパール写本を読んでいって、4月から残りの写本を読む。←ということは、次の複写も早めに頼まないといけませんね…。

 

写本の読解と並行して論文執筆を進めていくつもりです。これまで発表した論文をまとめていく感じですが、新たにあと1、2本くらいは書きたい…。最終的な結論部分、落としどころについては大体固まりつつあります。大乗仏教の成立というホットなところには結び付きませんが、大乗仏教を担っていたのはどういう人々だったのか、その辺の解明については少しだけ寄与できるかと思います!

 

さて、今月の中間発表のレジュメはほぼ完成。先生に見ていただいて、修正点を指摘していただく。それを再考し、直しておきました。

 

こちらは最近知った本。

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インドの文字の形は、ヤシの葉の形状(葉脈など)と深くかかわりがあったというところなど興味深く読ませていただきました。