古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

写本に欠落が…

写本を読んでると、途中、突然欠落してる箇所に遭遇することがあります。

 

何の前触れもなく、突然に。

 

当たり前ですが(笑)。

 

で、その欠落してる部分のテキストを探していると、おかしいなと戸惑ってしまうことになります。結局、電子テキストを参照してその周辺部分を読んでいくわけですが、そういうことをしてるとそれなりに時間も取られてしまいますし、何ともすっきりしない気分になってきます。今回もそういうモヤモヤが2、3日続いておりました(苦笑)。

 

前にもこういうことがありましたが…。

furuhon-ya.hatenablog.jp

 

あと、また別の短い写本断簡では、読んでいくとどうも全然内容が違う、別の文献であるみたいだということに気づきますが、何だろうって思って読んでも私にはまったく分からない。写本のタイトルには確かにその経典名が付いているけど…おかしいな、と。

 

で、よくよく見てみると、冒頭、写本に付されている分類名がĀyurvedaってなってたり!(笑)

 

もっと早く気付けよって話なんですが…(笑)。

 

まぁ、そういうこともありますね…。