古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

春期スクーリング

昨日から、春期スクーリングが始まりました。夜行バスで朝6:30過ぎに京都駅烏丸口に到着。いつものようにほとんど寝れずに、ぼんやり。耳栓しても、よく聞こえるほどのいびきをしてた人がいましたが、私もそうした大きな人間になりたいですね。朝食後、バスにのって佛大へ。

今回の講義は仏教学研究1と2。内容としては、1の方は部派仏教、2は唯識。受講者数は28人ほど。午後になって、睡魔と暑さで朦朧とした状態。本当は前の方に座って、熱心に講義を聞きたい気持ちはあるんですが、いかんせん、途中で寝ちゃうといけませんので、真ん中より少し後ろあたりに座ってました。次回からは、集中して聞かないといけないと少々反省。昨日の京都は日中結構暑かったんですが、5月はまだ冷房が入らないみたいで、講義中汗ばむほど。帰る頃になってようやく、涼しくなる。

期待してた仏教学研究2は、初回ということもあって、唯識の前段階として、中観派の空思想についての概説でした。両方の講義とも世親の倶舎論についてふれる。唯識三年倶舎八年、こういう言葉を聞くと、とんでもないテーマを選んでしまったと思い、自問自答してしまいたくもなります(苦笑)。PICT0024