古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

皆様よいお年を

今日は朝から銀座へ。正月の松屋古書展の準備のため。しかし、それも昼頃には終わってしまう。あまりに早いので一度本郷の店に戻ってメールチェックし、インド人にご挨拶。そして夜は車を飛ばして茨城県潮来の潮音寺へ。除夜の鐘をついてから、新春法話です。

本当に価値のあるものは効率の悪い行為を通してしか獲得できない

年の瀬も押し迫ってきました。昨日届けられた『佛大通信』(2008年1月号)に村上春樹の『走ることについて語るとき僕の語ること』の中の文章が載ってました。というわけで、久しぶりに村上作品の話題。 僕らは初秋の日曜日のささやかなレースを終え、それぞ…

読んだ本 買った本

最近シルクロード関係のレポートをやってまして、それに伴って最近読んだもの。 楼蘭王国―ロプ・ノール湖畔の四千年 (中公新書)作者: 赤松明彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/11メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る …

ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展

こちらで知ったのですが、12/28(金)〜3/30(日)静岡県立美術館でガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展が開催されます。「日本国内の未公開のガンダーラ美術の至宝を、初めて集大成するもの」だそうで、時間ができれば是非行ってみたいと思います。日本国内に…

忘年会

今日は洋書会歳末特別市。おかげさまで、かなりの御出品をいただきまして、結講な量でした。終わった後、六本木のフレンチ・レストランで忘年会に出させていただく。帰宅したのは、日付が変わる間際になってしまいました。 明日のチベット語の予習はどうしよ…

クリスマスと弥勒菩薩

時節柄、最近こういう記事を読ませていただきまして、へぇーと思いました。「クリスマス=弥勒菩薩の誕生日」という説がこれから定着していくかどうかは???ですが(笑)、もうちょっとそれらしい裏づけがなされれば、面白くなっていくと思います。私自身…

本の山の中から

いよいよ、今年も残すところわずかですが、来週は洋書会の歳末特別市がありますので、昨日はその準備。私はブログ用に写真を色々と撮っておりました。来週の火曜は朝から忙しそうですねぇ・・・。

入門書とオンライン辞書

日本人の目から見たチベット通史―西蔵の伝承と通説を検証作者: 小松原弘出版社/メーカー: 東京図書出版会発売日: 2005/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る こちらは、お値段もお手頃(1,500円)で、コンパクトにチベットについて載ってま…

レポートは続く・・・

明日〆切のレポートは何とか仕上げ提出。次は、中央アジア探検史ものに取り掛かる予定です。 テキストは、ピーター・ホップカークというジャーナリストの(邦題)『シルクロード発掘秘話』asin:B000J7WKIO。原著は、"Foreign Devils on the Silk Road"という…

一年の総括的なこと

12月に入り、早くもこの一年の総括的なことになってしまいますが。まず、レポートについては、言い訳になってしまいますが、今年はサンスクリット、チベット語と語学の勉強も平行してやったため、数をこなせませんでした。特に中観と唯識のレポートは、どこ…

気がつけば

気がつけば、もう師走。今週1週間、仕事の方は、新着品のアップとカタログの作成等で忙しくしてました。古本屋って、見た目はあんまり忙しくなさそうでしょうが(笑)、内部的には色々と雑用も多くてやることは多いんですよね。入荷品でいいますと、仏教書…