古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

荷物が到着

先日の静岡の買取の件ですが、昨日荷物が到着いたしまして、無事!?倉庫に収納されました。ダンボールにして、な、なんと170箱!だいぶ増えてしまいました。それでも、大正蔵はお客様のお手元に残してきたので、それがあったら、200は超えてたでしょう…。恐…

静岡行

先日書きましたとおり、今日は朝から静岡県に仏教書の買取に行って参りました。車で来ていた社長と駅で合流し、駅から程近いお寺さんへ。初めにざっと見させていただいてから、大蔵経や全集類の巻数をチェックする。先日も書きましたが、総巻数が多い各種大…

身辺雑記

引越しの後片づけもほとんど終わり、ようやく落ち着いてきた感じです。しかし、引越しを機に日常雑貨、キッチンまわりなどいろいろと新しくしたりして、何かと出費がかさむのは痛いところ(笑)。ただ、その反面、来月後半、子供が生まれる予定ですが、そっ…

商談

先日、静岡県のあるお寺さんから蔵書の処分のお問い合わせをいただきまして、今週社長が拝見しに行ってきたそうです。かなりの量だそうで、来週の月曜日に私も手伝いに行って、最終的にお見積もりをさせていただくことになりました。例えば、大蔵経だけでも…

仏典とインドの古典を読む会

そして、10月20日(月)、11月17日(月)、12月15日(月)の全3回(いずれも午後6時〜8時)に東大の仏教青年会で「仏典とインドの古典を読む会」が開催されるようです。今年は、東京外大の水野先生による『獅子座三十二話』。『獅子座三十二話』といえば…

復刊情報

昼休み中にささっと(笑)。まずは復刊情報ですが、前から読んでみたいと思っていた、あの『破天』、やっと復刊なりましたね。 一応今日が発売日となってますが、昨日神田の三省堂にはもう並んでいたようです。今日知人の方に教えていただく。 破天 (光文社…

オンデマンド版ジャータカ全集

ネットを見てましたら、あのジャータカ全集がオンデマンド版として復刊されるとのこと。新しいのは、函付きではなく軽装版で、そのイメージも元版とは大分違いますね。全巻セットで54,075円也。長らく絶版で古書価で20万近くしてましたからね…。そういえば、…

岩波 「書物誕生」シリーズ

来月から岩波書店の「書物誕生」シリーズが刊行されるようです。 本シリーズでは,学問の最前線で活躍する30人が東西の代表的古典をとりあげ,古典の持つ歴史的な深みと広がり,そしていまなお更新される〈読み〉のおもしろさを伝えます.最良の案内人ととも…

偽経

先日、知人の方に面白いよと薦められ、私も入手して読んでみました。 ジャン・ナティエ著 「『般若心経』は中国偽経か?」 工藤順之 吹田隆道訳 三康文化研究所年報 第37号(2006年)所収 もとは、下記の英語版のようです。 Jan Nattier, "The Heart Sutra: A…

引越

今日は引越。それなのに、よりによって昨晩は38度超の発熱。本だけ自分で梱包すると言ってしまったのが恨めしくなる(笑)。解熱剤を服用して薬が効きだすまで仮眠したため、終わったのは夜中の2時。私が持っている本の量なんてたかがしれてますし、それに前…