古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の総括

今年を振り返ってみますと、佛大の方は、卒業がやっと見えてくるところまでたどり着いたという感じでした。しかし、今年一年のバックナンバーを見ても、あんまり変わり映えのない、読んでいて大して面白くもない(笑)日々だったなぁとも思います。でも、ま…

大乗起信論のテキスト

現在、『大乗起信論』を読んでいるんですが、基本的なテキストとしては、真諦訳・実叉難陀訳ともに大正蔵に収録されておりますが、岩波文庫版の宇井伯壽訳註『大乗起信論』を使っております(新刊としては、入手不可のようですが・・・)。そちらは高麗本、…

ゴータマ・ブッダ考

たった今、忘年会から帰宅。ほろ酔い気分のまま机に向かってます。今日は一日神田の古書会館におりましたが、ついでに寄った三省堂で佛教大学・並川孝儀先生の新刊本が仏教書コーナーに平積みされているのを発見しました。並川先生の講義はスクーリングで何…

闇屋になりそこねた哲学者

闇屋になりそこねた哲学者作者: 木田元出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見る 哲学者の方のエッセイは、よく読みますね。木田元氏の本はいろいろありますが、自伝ともいえるこの…

図書館

昨日は、母校の大学図書館へ行って、せっせと論文のコピーをしていました。主に、起信論の研究史関係、如来蔵縁起に関してコピーしてたんですが、昨夜から今日にかけて、それらに目を通す。そういえば、昨日行った図書館の地下1階では、同大学文学部・印哲…

卒論作成スケジュール

今日佛大通信が来たので、確認したところ、平成18年9月卒業のためには、草稿の提出期間は平18年1月1日〜5月31日となってます。初回の提出期限は、4月15日。元来マイペースで、そういう締め切りを気にしない私にとっては、頭のいたいところです…