古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

ゴータマ・ブッダ考

たった今、忘年会から帰宅。ほろ酔い気分のまま机に向かってます。

今日は一日神田の古書会館におりましたが、ついでに寄った三省堂で佛教大学・並川孝儀先生の新刊本が仏教書コーナーに平積みされているのを発見しました。並川先生の講義はスクーリングで何回か受講し、いくつか論文の方も読ませていただきました。後代のアーナンダを中心とした仏教教団による脚色を除いた、ゴータマ・ブッダ自身の思想とはどういうものかというのを、仏典中の用語や用例をもとに客観的に考察するというもので、講義はいつも明快でした。そういえば、以前受けた講義の中でも今度本を出されることをおっしゃってましたっけ。

ゴータマ・ブッダ考

ゴータマ・ブッダ考