2014-01-01から1年間の記事一覧

年末年始にかけて

今年も残すところあとわずかとなりました。12月は大市など古書会館での行事もいろいろあり、そんな中、自家目録を出したり、間隙をぬって出張買取もあったりと、バタバタしてました。この時期は、例年、本が動く時でして、市場にも5トン車、10トン車の大量入…

二楽荘と大谷探検隊展

早いもので、今年も残すところあとひと月となりました。例年通り、今年も慌しい年の瀬を迎えそうな感じです。先日、久しぶりに京都の本学に行ってきましたが、この季節、京都はどこに行っても混雑してましたね。そんな中、午前中に龍谷大ミュージアムで二楽…

楞伽経とスリランカ

10月も半ば。今年も残すところ二ヶ月とちょっとになりました。10月に入り、古書業界もいろいろ活気づいてきました。さて、近頃は楞伽経とスリランカの大乗仏教関連についてずっと調べてきました。本としては、定番ともいえるAdikaran、Rahla、Mudiyanse、Gom…

在野研究の難しさ

久しぶりの更新となります。関東は今夏は暑い日が続いておりましたが、8月の最終週になってその暑さもあっけなく終了。そんななか印仏学会がありましたが、拝聴してまいりました。「新しい視点からのスティラマティ研究」など興味深いテーマもありました。ス…

インド本あれこれ

例年通りではありますが、今年も5月は色々忙しく、なかなか更新ができませんでした。6月に入り、一息ついて、印仏学会の案内も送られてきたところです。今回はちょっと間に合わず、発表はしませんが、いろいろと興味がある発表もあるので、拝聴しに行ってま…

ギリシアのブッダ

先日、こちらの本を偶々見かけて購入。早速読んでみました。古東先生のはいろいろ読みましたが、どれも東西の思想に目配りがされていて、しかも読みやすいので、いずれも愛読書となっています。この本は、ちくま学芸文庫版も併せてしばらく品切れになってい…

ガーターサンスクリット

最近はちょっとパーリ語の韻律について、こちらを読んで勉強しておりました。Pali Metre作者: A.K. Warder出版社/メーカー: Pali Text Society発売日: 1967/12メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見るパーリ語は完全に独学ですが、サンスクリット…

仏性は顕現するのか、発展するのか

こちらの本を読んでおります。このシリーズはどれも勉強になりますが、本書も他に違わずといった感じです。従来の説の再考を迫るものとして、第二章「『如来蔵経』再考」、そして如来常住という場合のnityaについての興味深い考察を含む第三章などに特に興味…

宇井伯寿先生の著作

以前、今年で宇井伯寿先生の著作権が切れるというのを知りました。私が古書業界に入ってからすでに15,6年経ちますが、入った当時はまだ宇井先生の本は結構高く取引され、それでも今よりは売れていたように記憶しています。しかし、最近は値崩れがひどくなっ…

中国仏教史籍概論など

先日、『仏典はどう漢訳されたのか』をここで紹介させていただいたところ、twitterでかなりリツイートいただきました。やっぱりその辺は関心を持っていらっしゃる方も多いのだなと改めて思いました。というより、同書が、紛れもなく名著だったからというのが…

哲学の三つの伝統

1974年に出たこちらが昨年末に岩波文庫入りしておりました。哲学の三つの伝統 他十二篇 (岩波文庫)作者: 野田又夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る比較哲学の中では、古典ともいえる著作ですし…