古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

唯識 さとりの智慧

こちらはもう出てるんでしょうか?平成21年4月〜22年3月開催の「興福寺仏教文化講座」の書籍化だそうです。買う予定。唯識 さとりの智慧―『仏地経』を読む (新・興福寺仏教文化講座)作者: 長谷川岳史出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2011/05メディア: 単行本…

仏教書入荷してます・・・

今朝のNHK「小さな旅」は神保町でしたね。古書会館で取材していたのは知っていて、また神保町かぁ…という羨望の眼差しで見てましたが(笑)、個人的には、一誠堂さんの店の奥とか貴重な映像だと思いました!こういう機会でもないと、なかなか見れるものでは…

ふしぎなキリスト教

橋爪・大澤両氏の対談とくれば、買わねば!というわけで、出たばかりのこちらを購入。新書にしてはボリュームありますが。ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎,大澤真幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/18メディア: 新書購入: 9人 …

西田幾多郎の生命哲学と唯識

今週はいろいろあって、週末から週明けにかけてちょっと忙しく動いておりました。そんな中、相変らず、何の脈略もない読書を続けております^^;最近は西田哲学について興味が湧き、いくつか入門書を読み漁ってました。その中で、以前買ったこちらの本を書棚の…

梵暦

先日こちらの本をざっと読みました。江戸時代の後期、仏教的な宇宙観と最新の科学的知見をすり合わせ、両者を総合して、仏教天文学(=梵暦)を築いた、普門円通の業績に関する本です。仏教の宇宙観は須弥山世界ですが、これはいわばブッダの“天眼”によって…

目が痛い…

今こちらを見てるんですが、細かすぎて、目が悪くなりそう(笑)。対処法としては、1.拡大コピー、2.自分で入力しなおす、3.あきらめる、のいずれかなんですが、とりあえず、他の版との異同をチェックしてるのみなんで、1か3なわけですが…。

インド数学の発想

出たばかりのこちらを購入。世界のIT産業の中心となったインド。その背景には、3000年もの数理科学の伝統があり、その一端を紹介しようというのがこの本の狙い。インドの学問を担ってきたのはバラモン。8歳くらいで師匠に入門した子どもは、師が口で唱える…

新刊メモ

先日、村上専精の『仏教統一論』の新装・復刻版が出たようです。 まだ、amazonにも楽天にも情報があがってないので、詳細については出版社のこちらのページでご参照ください。村上専精については、『わが思索の道-近代日本の仏教者たち 上 (NHKシリーズ NHK…

読解、校訂

今年度受講の聴講生ですが、授業のスタートは5月の連休明けからです。先日その資料を受け取りに大学に行ったのですが、渡されたコピーの量にびっくり。梵文テキストはすでに持っているのですが、今年読むのはそのページ数にして約20ページ。それに漢訳と蔵訳…